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安直マン日記

割とちょろい腐女子

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 第33話感想

 

 

もう明々後日には日曜日じゃん

(追記)違った。この記事書いた日はまだ水曜。曜日感覚を養いたい

 

 

先にマクギリスの過去についての記事を書いてしまいましたので、追って33話全体の感想を書いていこうかな。

↓↓ マクギリスの痣で動揺している様子が分かる記事はこちら ↓↓

cmcm-ch.hateblo.jp

 

33話は鉄華団のターニングポイントが大きく明示されたな……って印象でした。

①タカキと鉄華団の選択と今後について

②ヴィダールとジュリエッタについて

の二点をメインに書いていきます。

 

凄く印象に残ったシーンは、思い悩むタカキの手を取ってクーデリアが語り掛ける場面。

多くのものを見て、知識を深めれば、物事をきちんと判断し選択する力が生まれる。誰かの指示に頼らずとも……

 

クーデリアは一期でも三日月をはじめ船内の子供たちに文字を教えるなど、鉄華団にない知識・見識を与える存在でしたが、知識があること、視野を広く持つことが今後の身の振りに大きく寄与することをここで改めて告げています。

ただ戦い、クーデリアを護衛するという目的達成だけを見ていればよかった二年前とは状況が大きく変化している。

以前タカキはメリビットに、自分たちが戦いの中で死ぬことを「自分で考えて決めている」と発言したことがありましたが、地球支部の運命を大きく左右した現在では、突き進むことで生まれる犠牲を嫌でも意識せざるを得ないんじゃないかな。

 

クーデリアはタカキに「学ぶこと」の大切さを説きましたが、タカキの妹フウカはまさに今「学んでいる」子供。自分よりどんどん知識をつけ、戦わなくてもいい未来に進んでいけるはずの妹。

戦いの中で自分が死に、妹を支えてやることができなくなったら。それによって地球に住む妹の大きな未来が閉ざされてしまったら。

ラディーチェを殺し、その手に責任を負ってしまったけれど、守るものとその未来が大きくなったタカキが鉄華団を抜ける選択をしたのは、彼が弱くてこの先に怖気づいたからや、彼が不義理を働いているからじゃありませんね……

 

 

鉄華団に対するマクギリスの要求は「ラスタル・エリオンをはじめとした対抗勢力の殲滅に力を貸してもらう代わりに、マクギリスがギャラルホルンを支配した暁には、鉄華団ギャラルホルン火星支部の権限を全て委譲する」というもの。

君たちは火星の王になる」そんな言葉を使って。

不明確な鉄華団の目標地点を、マクギリス側から提示してくる。

そしてその要求をオルガは「でっかいアガリ」として受け入れた。

三日月をはじめとした中枢の仲間たちも皆「オルガに付いていくしかない」と受け入れる。

 

危険な挑戦だということは重々承知で、この先また膨大な数の仲間が死ぬ可能性があることも分かっていて、目標に猛進する。

それ自体は良い(?)んですけれど、怖いのはオルガ自身に明確な目標がなく、提示された報酬を「満足できるか否か」判断して「乗るかどうか」を決めるに留まっていることです。

目指す場所を自分で探せる、選択出来る、与えられた選択肢の他を想定できる、あらゆる意味で学ぶ必要があるんじゃないかな。

マクギリスがギャラルホルンを支配した先も不明瞭ですが、鉄華団が火星を支配して、今まで迫害してきた人々をアッと言わせて、そしてその先どうするのか。

鉄華団は家族ですが、その家族も大きくなり、今回内部から破壊活動が起き裏切り者を粛清したばかりで、どんどん目標の規模が大きくなっていることが不安で仕方ないです……

火星の人々の生活環境の向上を目指すクーデリアと違って、オルガの目的は自己実現だと思っているんですが、火星の王という立場を得たとして、大切な人を失って辿りついたそのアガリに果たして満足できるんだろうか。

 

ビスケットの死を受けたオルガがエドモントンでの戦いの中で「本当は団員に死んでほしくないけれど、状況を打破するためには戦うしかない」という苦渋の選択をしましたが、今回は改めて犠牲を払う前進を選びました。ビスケットの死で揺らぎながらも前に進む選択しかできない面は、まだオルガが子どもであるからなのかな。

結構メリビットさんの葛藤が分かる(考え方が寄っている)だけに、はらはらして観ています。

 

オルガの発した「ごめんな」は、自分自身が危険に突き進み、周囲を道ずれにしていることにほんの少しでも迷いがあるっていうことなんだろうか……

選んだ選択肢がどんなものであっても、それが「自分の力で決めた」「これで後悔はない」と思えるものなら良いんだけど。

 

 

 

来週の次回予告が「ヴィダール立つ」でしたけど今週も立ってたヴィダールさん。

来週は出撃するんですかそうですか……

ジュリエッタは髭のおじさまとラスタルに救われた、その二人への恩返しの為に強くあらねばならない……アインと同じように自分の目的やアイデンティティが他人によって形成されているキャラクターです。

クランク二尉もガラン・モッサも、決して鉄華団に対し真っ当に対峙したわけではないのですが、ジュリエッタも「あんなに優しい髭のおじさまをよくも…!」と憎しみを募らせていくのかな……

そうすると向かうルートがアインと同じになってしまうのだけど……と心配しています。

そんなジュリエッタの隣に立つヴィダール……彼の語るアインが「近くにいる」ってどういうことなのか……

一番有力なのはガンダムヴィダールの中にグレイズアインのパーツが組み込まれていることだと思うんですけど、もしかしたら精神的な近さなのかも。

 

ヴィダール=ガエリオとして、どういう経緯でラスタルの元についたのかは不明ですが、セブンスターズの一家門として確実にマクギリスと対立する派閥であることは明白ですから、彼自身ラスタルの下でマクギリスを討つ心づもりなんでしょうな……

 

そうするとまずヴィダールが対峙するのはバルバトスかグリムゲルデなんでしょうが、その時彼が何を語るのか、いまから心臓が痛いです。

 

 

 

 

おわり