安直マン日記

割とちょろい腐女子

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 第34話感想

 

観ました。今回でますますヴィダールが分からなくなった、そんな30分でした。

文章の都合上、実際のアニメの構成とは順番を違えて記述しています。

 

目次

  1. ヴィダールについて
  2. 鉄華団を取り巻くあれこれ
  3. マクギリスとアルミリア

 

 

 1. ヴィダールについて

独立運動の動きが活発化するコロニー群への鎮圧作戦に対して、

裏に誰が居ようと構わない。秩序を乱す武装勢力がいる。ギャラルホルンが力を振るうのに、それ以外の理由は必要ないだろうと語るヴィダール。

仮にヴィダール=ガエリオであるとして見た場合、とんでもなく違和感を覚える発言に思えました。

かつてガエリオは、ドルトコロニーへの鎮圧作戦に対し、「これこそがマクギリスの言う、今の腐ったギャラルホルンの実態だ」と吐き捨てていましたが、

「見せしめ」「虐殺」という激しい言葉を使って嫌った統制局のやり方に、何故今になって軽々しく乗っているのか。

 ジュリエッタに戦う理由を問われ、「復讐」という言葉を口にしました。

彼がラスタル・エリオンの配下に下っているということは、いずれマクギリスと対峙することを想定しているんでしょうが、それにしても、マクギリスさえ討てれば何でもするのか

その目的の為ならば、かつて自分が嫌ったギャラルホルンのやり方に迎合するのも厭わないのか……なんだか今まで見てきたガエリオ・ボードウィンの思考や行動とは違ってしまっているような気がします。

ジュリエッタの言うように、「復讐の為に本来の自分を捨て去っている」ということなんでしょうか。

 

ただ、制圧作戦の最中はただただガンダムヴィダールに乗って戦うことを楽しんでいた(しかも復讐に対して「忘れてた」まで言う)と発言しているので、単に戦う理由が欲しくて制圧作戦に乗ったのだと取ることもできそうです。

そうであったとしても、やっぱり違和感は残るんですが……

 

こいつと戦うこと」「お前の待ち望んだ戦場」とヴィダールが語りかけるガンダムヴィダールには、やはりどこかにグレイズアインの要素が盛り込まれていると考えてよさそうです。やはりヴィダール(ガエリオ?)の中のアイン像は、「上官の誇りの為に戦った悲運の戦士」なんでしょうね。

 

とんでもなくスムーズな攻撃展開が強調されたガンダムヴィダールの初出撃シーンでしたが、あまりに反応速度が速すぎて、描写こそありませんでしたが実は本当に阿頼耶識システムを搭載しているのでは?という私が最も恐れる仮説が意外とありそうで物凄く怖いです。嫌です。

 

 

 

2.鉄華団を取り巻くあれこれ

名瀬さんは鉄華団モンターク商会の結んだ密約に反対するのでは?と思っていたのですが、そこをあっさりクリアしていて少し驚きました。

失敗したときには腹を切るとまで啖呵を切って鉄華団を後押しする名瀬さんの懐の広さが凄いです。放っておけない子は(タービンズの女性陣含め)どこまでも傍に置くタイプの人ですね……

結局鉄華団は自身の背後からの妨害も視野に入れていかなくてはいけない状況になった訳ですが、一方ではどんどんギャラルホルン内部との関係が深くなっていく……確実に退路が絶たれていく様子が描かれていて恐ろしかったです。

石動はマクギリスの思惑を全て知った上で従っているようですが、彼の行動を裏付けるような彼自身の持つエピソードが今後描かれたら嬉しいですね。

 

本筋の鉄華団はどんどん状況が追いこまれていて胃の痛い状態になっていますが、おやっさんとメリビットさんが実はカップルになってたなんて情報は普通に嬉しかったです。そこ……そこかーーー!!オルガじゃなかったかーーー!!!

いや思えば、鉄華団の少年達を前に戸惑うメリビットさんの傍に寄り添っていたのはいつも雪之丞さんでしたね……

頭を撫でられて頬を染めるシーン可愛かったです。雪之丞さんの体臭設定がこの回で生きてくるとは思いませんでした。

順当にフラグが立ってる昭弘とラフターもいずれ通じ合うときがくるのでしょうか……ヒューマンデブリの過去を持つ昭弘や他の団員たちにも幸せになってほしいものです。そしてどうかそれをフラグにしないで下さい。

 

地球での戦闘を経たハッシュが完全に三日月の舎弟になっていましたね……「付いていくと決めた」のは良いけれど、お茶汲みまでする程三日月に食らいついていくとは、ハッシュは凄く根が良い子で努力家なんですね。

三日月は迷惑がっていましたが、まんざらでも無さそうで良かったです。

 

 

 

3.マクギリスとアルミリア

ファリド家邸宅でアルミリアにアグニカ・カイエルの伝説を語って聞かせるマクギリス。

ファリド家に来てから受けた、死を考えるほどの差別が語られましたが、「人が人らしく生きられる世界」「人が生まれや育ちに関係なく、等しく競い合い、望むべきものを手に入れる世界」を作る為に、当時から差別意識を持たず接していたカルタやガエリオを利用し死に追いやる程の彼の「怒り」とはどれ程のものなのか……

 

本当にファリド家の妾の子として受けた迫害だけが理由なんでしょうか?なんだかそれだけではないような……もっと大きなものへの怒りがあるんじゃないかな。

今地球で生きている、地球的な価値観・常識が植えつけられた地球人全体に対する怒りとか……

そんな怒りの中で生き、カルタからの「愛情」もガエリオからの「信頼」も受け入れられなかったマクギリスがアルミリアをどういう気持ちで隣に置いているのか……

彼女だって彼の怒りや思想を完全には理解出来ている訳ではありませんが、アルミリアがまだ無垢で純粋な「子ども」であることがマクギリスを安心させるのでしょうか。

やっぱりマクギリスは「子ども」がキーポイントになっているように思えます。

 

 

 

次回はガンダム・フラウロスや「王様の椅子」についても触れてくるでしょうか……

王様の椅子というネーミングからして遂にオルガがモビルスーツに乗るのか?!と思うんですが、彼が前線に出る未来には悪い予感しかありませんな……。

鉄華団とマクギリス・石動の面会時にイオクが乗り込んでくるみたいなんですが、がっつり正面衝突が始まりそうですね。

そうするといよいよヴィダールがマクギリスについて語る時がくるかもしれません。楽しみですが、やっぱり胃が痛くて辛いです。

 

 

 

 

おわり